【開催概要】

開催日程：

『Paper Parade』2021年10月14日（木）～2021年10月17日（日）

『エラフルー』『Scǎi tokyo』　2021年10月16日（金）～2021年10月17日（日）

開催場所：HIBICA神宮前
住所：東京都渋谷区神宮前3-20-4

参照PR:http://www.popap.biz/popup-list/lingewelry-1st-pop-up-in-

このイベントは次の感染症対策を行い、実施しました。
※新型コロナウイルス感染対策として、東京都の条例に基づき会場内は50%以下の人数で開催します
※スタッフの体調管理を徹底し、会場入り口に消毒液を設置し、店内は常時換気を行います
※ご来場の際は、必ずマスクと手指の消毒をお願いいたします
※マスク着用していない方のご入店はお断りしております

B1F：『Paper Parade』

B1FではPaper Paradeの2名のクリエイターによる展示「Paper Parade(網点とベタの印刷実験）」が4日間に渡って開催されました。床一面に文字や幾何学模様が敷き詰められていて、目を奪われます。

文字の作品は和田由里子さんによるもの。紙製の活版印刷でできる新しい制作に取り組まれていて、紙に傷をつけることで模様を掘り込み、文字の見え方を変えたり意味をつける制作をしてるとのこと。

丸い天体のように見える作品は、守田篤史さんによる既製品のお菓子のパッケージをモチーフにした作品です。パッケージを顕微鏡で覗いて拡大すると、4色の網点が見えるそうで、その網点の模様の一部を切り取って作品を作られています。

お2人の作品の合作によって作られた空間でした。

1F：『Scǎi tokyo』

1Fでは『Scǎi tokyo』が2日間にかけて、「CARNIVAL NIGHT」をテーマに2021AW予約会＆popupが行われました。オリジナルのバックや洋服の販売と、写真の展示がされました。カラフルかつ個性的なデザインのグッズには「今着たい"色"を、思いっきり楽しめ。」という想いが込められていて、自由で強く、自分らしくファッションを楽しんでいいんだというメッセージを感じる展示空間でした。見て試着して、カーニバルに行ったようなワクワクした気分になりました。

“ネオンが煌めく、昼のように明るい夜。
ファンシーな空間の中で
スイートなキャンディを口に含みながら
ゲームして、ダンスして、笑い合う
今夜はCARNIVAL NIGHT、
現実を忘れて今を思いっきり楽しんで”

そんなコンセプトストーリーを体現する独特な空気の漂う空間に仕上がっていました。

2F：『エラフルー』

2Fでは「やりたくても、できない」をなくす『エラフルー』による2日間のアートイベントが開催。大きくて迫力のある、彩り鮮やかな作品が吊り下げて展示されていました。近くで見ると精密に段ボールに切り込みが入れられていたり、動物の羽には一枚一枚違った色でペイントされグラデーションに彩られてペイントされたりしていて、今にも動き出しそうな迫力を感じる作品です。

展示された作品は、特別支援学級の子供たちと東京芸術大学の学生が絵具でペイントして共創して作られました。背景には、特別支援学級の子供たちは、アートをしたくてもアクリル絵具を間違って口にしてしまう可能性や、道具を他の人にぶつけてしまう可能性があるため、よりサポート体制を徹底する必要があることから、なかなか場が設けられていないとのこと。今回展示しているのは、別のアートイベントで子供たちが自由に段ボールの家にペイントしたものを、藝大生が解体して再構築して作り直した作品です。