アートギャラリー北野のショーウィンドウに「アマビエ」が出現!
日本画家の武田修二郎さん、切り絵作家の望月めぐみさんらが出展
疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」をモチーフにした作品展「街角の、小さなアマビエ展」が、京都・河原町三条の「アートギャラリー北野」で開催されています。全国の12人の作家が絵画や立体作品など計25点を出品します。ギャラリーは府の休業要請に応じて閉廊していますが、三条通に面したショーウインドーに作品を毎日替えて飾っています。
開催概要
街角の、小さなアマビエ展
会期:4月15日(水)〜5月31日(日)
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火曜日
会場:アートギャラリー北野ショーウィンドー
※不要不急の外出自粛要請が出ていますので当面はショーウィンドウのみでの展示とし会場内は開放しません
詳細情報URL:https://www.gallery-kitano.com/events/202004amabie/index.aspx#no1開催に込められた願い
【疫病終息を願って 】
アマビエは、江戸時代に肥後の国(熊本県)に現れ豊作や疫病を予言し「もし病が流行したら私の姿を描いた絵を広めよ」と告げた妖怪だとされています。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、以前よりSNS上では疫病の終息を願う多くの人々によってアマビエのイラストなどが投稿されてきました。 その疫病終息を願う気持ちと連帯感に感銘を受け、京都の街の片隅で小さいながらもこの連帯感を形にできればと思い立ち、有志の作家のみなさんにそれぞれの願いを込めて作品を制作していただきました。 京都でも「緊急事態宣言に準ずる」もの(※現在は特定警戒都道府県に指定)として外出自粛要請が出ており、弊廊も完全に閉めるべきか悩みましたが外を歩いている人は少ないながらもおられます。 日頃よりアートに興味ない人にこそ気軽に立ち寄ってほしいという思いで運営してきたこともあり、こんな時だからこそ路面にあるギャラリーの役割として、でき得る限り道行く人に作品を見てもらえる環境は維持する必要があると判断し展示の開催を決めました。 現在は不要不急の外出自粛要請が出ていますので当面はショーウィンドウのみでの展示とし会場内は開放しません。一度に全ての作品をご覧いただく事は叶いませんので、以下ページにてお楽しみいただけますと幸いです。
※作品は作家より届き次第、順次展示・公開していきます。
https://www.gallery-kitano.com/events/202004amabie/index.aspx#no1
※※LastUpdate 5/3 作品 No.22~No.25 追加 ※※