ファッションの街・神戸を舞台に「美術とファッション」をテーマにしたグループ展『装いの光芒』展を2023年6月2日(金)より開催!
大丸神戸店主催「ART WEEKS」× ArtStickerによる共同企画展。
アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」と大丸神戸店との共同企画によるグループ展「装いの光芒」を2023年6月2日(金)より開催いたします。本展は大丸神戸店主催によるアートイベント「ART WEEKS」の関連企画となります。
舞台はファッションの産地として確立され、歴史的背景にファッションとの関連性がある神戸。その中心地である元町は、高級ブランド店やセレクトショップ、ヴィンテージショップが集まるエリアとして有名であり、またデザイナーやブランドも多数存在し、その活躍の場を広げている日本有数のファッションの街として知られています。
本展では「美術とファッション」の関係性に焦点を当て、作品からファッションとの親和性を感じ取れる6組の作家による展覧会となっています。参加アーティストは、isayamax、SAKAMOTO ENTERTAINMENT、スズキシノブ、久村卓、古屋真美、松本真之。
ホワイトキューブとは違った不思議な空間で、ユーモラスな表現が共鳴し合い、作品を通して触れられる新しい気づきと自由な発想の魅力を是非会場でご堪能ください。
■開催概要
ART WEEKS×ArtSticker 「装いの光芒」展
● 会期:2023年6月2日(金)~6月20日(火)(会期中無休)
● 営業時間:11:00〜20:00 ※最終日の6月20日(火)は16:00まで
● 会場:旧居留地ブティック BLOCK32(明海ビル)2階
● 住所:兵庫県神戸市中央区明石町31−2 明海ビル2F
● アクセス:旧居留地・大丸前駅徒歩3分、元町駅徒歩5分、三ノ宮駅徒歩10分
● 入場料:無料
● 主催:大丸神戸店、ArtSticker(運営元: 株式会社The Chain Museum)
■展覧会ステートメント
「装いの光芒」展とは、同質的な二つの表現形態、すなわち美術とファッションが相互に融合し、魅力ある新しい表現の可能性を探る展覧会です。
本展の舞台である神戸は、かつて西洋文化が入り込んだ先駆けとして、現代に至るまでファッションの発信地として知られています。洋服や小物にこだわり、自分に合ったスタイルを追求する、神戸の人々のファッションには独特の個性と感性があり、魅力的です。この展覧会では、神戸のファッションとの関係性・歴史的背景を踏まえながら、独自のアイデアやクリエイティブなセンスを持った6組のアーティストによって構成されます。
美術とファッションの境界線を超えた新しい表現形態を目指し、美学的な感覚を駆使して、芸術的な価値や可能性を感じ取り、高めることを目的としています。アーティストそれぞれが異なる技法や素材を用いているにもかかわらず、作品からはファッションの要素を取り入れ、ユーモアと新たな気づきを感じることができます。また、美術的な手法を用いて新しい価値観を創り出すことで、大胆な表現を追求しています。本展示会では、日常的な「衣服」というモチーフに着目し、それを「作品」として捉えることで、人々に着用するアイテムの美的価値を再評価することを目指しています。
ファッションを単なるプラスアルファの装飾としてではなく、芸術的な価値を持つものとして再定義しようとする試みであり、美術とファッションを結びつけることで、エッセンスを身体的に体験することができ、新たな気づきや魅力を提供します。美術とファッションの関係性を考察することで、多様な表現の作品から輝きを放つ「装いの光芒」を感じ取れることでしょう。
by ArtSticker
■アーティストプロフィール(五十音順)
isayamax
1982年福岡生まれ。デザイナー・イラストレーターとして10年ほど経験後、2015年からinstagramにオリジナル作品の投稿を始め、2019年には東京と大阪にて個展を開催。その後、現代アートの世界へ。
isayamax作品は、70年代の少女漫画やサンリオを発端とするドメスティックなカワイイ文化の文脈を、その文化とも密接に関わりあるイラストレーションの技術を用いて現代に昇華し表現している。
▽Instagram
https://www.instagram.com/isayamaxx/
SAKAMOTO ENTERTAINMENT
1997年熊本県生まれ。多摩美術大学統合デザイン学科卒業。
素材を研究し、新たな視点からものを見つめ直しデザインやアートに落とし込む。
muni art award 2022ファイナリスト。アートオリンピア2022入選。長亭GALLERY展2022入選。
SHIBUYA AWARDS 2021 入選。第3回KYOBASHI ART WALL art competition優秀賞
▽Instagram
https://www.instagram.com/sakamoto_entertainment/
スズキシノブ / Shinobu Suzuki
革小物職人としてのキャリアを活かして2020年より作品を制作、発表。
食肉文化の副産物である貴重な革を基底材とし、「使い捨てにせず残していく」を目指し作品化している。
‘80〜’90年代のパンクロックカルチャーから受けた影響を根底に据え、コミカルなイラストレーションを彫刻やペイント、カット&ペーストなどの技法で革に落とし込んだ作風を特徴としている。
▽Instagram
https://www.instagram.com/sinobusuzuki/
久村卓 / Taku Hisamura
1977 年東京都生まれ。2001 年多摩美術大学彫刻学科卒業。
美術への興味と懐疑から、着られる彫刻や座れるレディメイドなど、鑑賞以外の機能を兼ね備えた作品を制作し、美術とは 何かを未だに問い続ける。主な個展に「ワンポイント・スカルプチャーズ」(GALLERY ROOM・A, 2021 年)、主な展覧会に「日常をととのえる」(はじまりの美術館, 2022 年)な どがある
▽Instagram
https://www.instagram.com/takuhisamura/
古屋真美 / Mami Furuya
個人の所有する衣服をモチーフにリトグラフを制作、それらとの適切な距離を考えています。
1994年 山梨県生まれ
2020年 武蔵野美術大学 大学院 造形研究科 修士課程 美術専攻 版画コース 修了
《受賞》
TOKYO MIDTOWN AWARD 2019 アートコンペ 優秀賞
SICF22 Exhibition部門 スパイラル奨励賞
第4回公募 アートハウスおやべ現代造形展 特別賞
▽Instagram
https://www.instagram.com/ma_m_ig/
松本真之 / Saneyuki Matsumoto
2017年よりイラストレーターとして活動を行う。
2022年以降はよりコンセプチュアルな作品制作を行う為にアーティストへ転身。
現在は国内外のギャラリーにて絵画作品を中心に発表している。
描かれる人物はどれも同じ顔をしているが、記号化された表情により鑑賞者が自身を投影することを意図して描いている。
▽Instagram
https://www.instagram.com/m.saneyuki/?hl=ja
■会場:旧居留地ブティック BLOCK32(明海ビル)について
今から約150年前に、外国人のための住居や通商の場として設けられた旧居留地。レトロなビルが立ち並ぶ、異国情緒あふれる街並みをお楽しみいただけます。
<住所>
兵庫県神戸市中央区明石町32 旧居留地ブティック BLOCK32 明海ビル2階
■作品の購入方法について
【販売受付方法】
展示作品の販売は全てArtStickerを通しての販売で「先着制」となります。作品ページが公開されましたら、各作品ページからアクセスいただき、ご購入いただけます。
【作品販売受付の期間】
2023年6月2日(金) 11:00 〜6月20日(火) 20:00 まで
【申し込みの手順】
1. 販売受付期間中に、購入ご希望の作品ページへアクセス
2. 作品ページに表示される[購入する]ボタンを押下
3. お名前、メールアドレス、住所、電話番号などを入力
5. ボタンを押下で申し込み完了