マンガから始まる、大切な人と対話がしたくなる展覧会「END展~死から問うあなたの人生の物語~」開催決定!!
東急株式会社(以下、東急)、東急ラヴィエール株式会社(以下、東急ラヴィエール)、一般社団法人Whole Universe(以下、Whole Universe)は、死に関するさまざまな問いを来場者に投げかける参加型の展覧会「END展~死から問うあなたの人生の物語~」(以下、本展覧会)をiTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズにて、2022年5月27日(金)~6月8日(水)に開催します。
人生100年時代。世界に類を見ない超高齢社会を迎えている日本では、多様な生き方を選ぶ人が増える中で、「老後の生活」のイメージは徐々に刷新され、洗練の兆しを見せています。
本展覧会は、超高齢社会において、生活者一人ひとりのこれからの人生を心豊かで充実したものにすることを目指す東急ラヴィエールと、アート&サイエンスを軸に分野横断的なプロジェクトを遂行するWhole Universeが連携し、普段あまり考えることのない死について思いを巡らせる機会を創出することを目的にしています。
展覧会場では、死や人生に関するさまざまな問いを軸に、テーマと関連する「名作マンガの1シーン」をセットで紹介するほか、自分の大切な人へ「最後に伝えたい言葉」を参加者から事前に募集し、展示する作品《Type Trace/Last Words(10分遺言)》、テクノロジーが進展する時代の新たな死のありようを描いた短編マンガ作品などを展示します。入場料は無料です(事前予約制、入場にはWEBサービス「Hiraql(ヒラクル)」へのご登録が必要です)。
東急は、2019年9月に発表した「長期経営構想」の東急の描く未来(2050年目線)において、「Well-being(ウェルビーイング)」と「Social-harmony(ソーシャルハーモニー)」を軸とした、東急ならではの『世界が憧れる街づくり』」を掲げています。今後もラヴィエール事業を通じて、“文化的で豊かな都市生活”を次世代へつなぎ、「サステナブルな街づくり」の実現に貢献することを目指します。
■開催概要
●展示名:END展~死から問うあなたの人生の物語~ 概要
●開催期間:2022年5月27日(金)〜6月8日(水)
●開催場所:iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
●住所:東京都世田谷区玉川1-14-1(田園都市線・大井町線 二子玉川駅より徒歩3分)
●開館時間:平日 11:00〜20:00/土日 10:00〜20:00(最終日は17:00まで)
●入場料:無料
(事前日時予約制/ご入場にはWEBサービス「Hiraql(ヒラクル)」への登録が必要です)
●END展公式サイト:https://hiraql.tokyu-laviere.co.jp/end-exhibition
1.コンセプト マンガから始まる、大切な人と対話がしたくなる展覧会
人生100年時代。世界に類を見ない超高齢化社会を迎える日本において、わたしたちは「老い」や「死」についてどれだけ考えてきたでしょうか。誰にとっても、100%の確率で死はやってきます。その自然の摂理に対して、わたしたちは、やがて死をこわいもの・見たくないものとして遠ざけるようになりました。しかし、多様な生き方を選ぶ人が増えるいま、「老後の生活」のイメージは徐々に刷新され、洗練の兆しを見せています。さらに地域の共同体や暮らしの変化に伴い、墓や葬儀のありかたもより一層見直されてきています。
「END展 死から問うあなたの人生の物語」は、こうした時代の変化に応じて、普段あまり考えることのない死について思いをめぐらせる機会を創出する展覧会です。会場では、死や人生に関するさまざまな問いを軸に、テーマと関連する「名作マンガの1シーン」をセットで展示します。一つひとつの問いと向き合うとき、それぞれの心のなかで、自分自身も気付いていなかった思いやアイデアが浮かんでくることでしょう。
そのとき、家族や友人など、大切な人と対話を始めたくなるかもしれません。展覧会をめぐりながら自分の「生」をどう紡ぐかに思いを馳せるプロセスは、祝福そのものです。この展覧会が、これからの人生をより前向きに歩むためのきっかけとなりますように。
2.主な出展作品
・五十嵐大介《「遠野物語」より》
『海獣の子供』『魔女』などで広く知られるマンガ家・五十嵐大介による描き下ろし短編マンガの原画を展示。民俗学者・柳田国男による日本の民俗学の先駆けとも称された「遠野物語」を題材に、人間の魂の行方を描いたもの。(関連書籍『RE―END 死から問うテクノロジーと社会』/ビー・エヌ・エヌ収録)
・dividual inc.(ドミニク・チェン+遠藤拓己)《TypeTrace / Last Words(10分遺言)》
人生の終わりに、大切な人に言葉を残すとしたら? 書いたり、消したり、ためらったりといった執筆プロセスを記録・再生するソフトウェア「TypeTrace」を用いて、自分がこの世を去ることを想定して書かれた「最後の言葉」を集め、展示会場で一挙公開するインスタレーション。本展のために4月1日(金)から6月8日(水)まで、「最後の言葉」を募集しています。
家族や友人、ペットや大切にしていたもの、未来に生きる人々など、これまで寄せられた10分遺言の宛先は多岐にわたります。死が身近にある人も未だ遠い人も、市井の人から小説家や文化人まで、いずれも等しく尊い「遺言」を預かり、一堂に展示します。
募集期間:2022年4月1日(金)〜6月8日(水)
応募方法:下記のWEBサイトからご参加ください
https://typetrace.jp/tokyogarden/index_ja.html
・名作漫画のワンシーン
自身の生前葬をVR空間にプロデュースする世界的IT企業CEO、天国の両親からメールや動画が度々届く(しりあがり寿)など、テクノロジーが発展した先の死を描く短編マンガを出展。(関連書籍『RE―END 死から問うテクノロジーと社会』/ビー・エヌ・エヌ収録)
マンガ・1シーン出典作品(予定)
赤塚不二夫『天才バカボン』/五十嵐大介『海獣の子供』/板垣巴留『BEASTARS』/市川春子『宝石の国』/岩明均『寄生獣』/ウチヤマユージ『よろこびのうた』/遠藤浩輝『EDEN~It’s an Endless World!~』/大島弓子『ダリアの帯』/岡崎京子『リバーズ・エッジ』/おざわゆき『傘寿まりこ』/オノ・ナツメ『僕らが恋をしたのは』/鬼頭莫宏『ぼくらの』/さくらももこ『コジコジ』/士郎正宗『攻殻機動隊』/たらちねジョン『海が走るエンドロール』/萩尾望都『トーマの心臓』/平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』/星野之宣『ヤマタイカ』/水木しげる『カランコロン漂白紀』/山下和美『ランド』/矢口高雄『釣りキチ三平』/よしながふみ『大奥』/ヤマシタトモコ『違国日記』/山田参助『あれよ星屑』/横山光輝『三国志』
3.予約方法
END展公式サイト https://hiraql.tokyu-laviere.co.jp/end-exhibition
①公式サイトの〔来場予約はこちら〕ボタンより、ご希望の日時をご予約ください。
②ご予約時のメールアドレスに、WEBサービス「Hiraql(ヒラクル)」登録のご案内をお送りします。
③事前にユーザ登録していただき、ご来場の際に受付にて登録画面をご提示ください。
本展覧会は、新型コロナウイルス感染予防措置を講じて、オンライン事前予約制にて開催します。
以下の入場時間枠でご予約をお取りいただき、ご来場ください。
平日 11:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで・ただし最終日の6月8日(水)は16:30まで)
①11:00〜14:00 / ②14:00〜17:00 / ③17:00〜20:00
土日 10:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)
①10:00〜12:00 / ②12:00〜15:00 / ③15:00〜18:00 / ④18:00〜20:00
*指定した時間枠内であれば、いつでもご入場できます。
*入場後は終了時間まで時間制限なく鑑賞できます。入替制ではありません。
4.関連イベント情報
①スペシャルイベント《END BAR》開催!
なかなか表立って話す機会のない、さまざまな死にまつわる問いについて、豪華ゲストをホストとして迎え、参加者と対話を繰り広げる《END BAR(エンド・バー)》を開催します。
*ゲスト×プログラム日時詳細は後日発表します。
*「BAR」という名称を掲げていますが、飲食の提供予定はありません。
*ゲストはオンラインでの登壇となる場合があります。
*オンライン視聴はご予約不要です。YouTube LIVEにて配信を予定しています。
■現在開催中の注目ポップアップ■