アスカ・アナスタシア・ オガワ個展 in 原宿
じっと見つめる眼差しに何を感じる?ロンドン名門カレッジであるセントラル・セント・マーチンズが輩出した若手アーティストによる個展が開催。本展では新作が披露される。
JR原宿駅前のギャラリー「Blum & Poe(ブラム&ポー)」にて、ニューヨークとロサンゼルスを拠点に活動するアーティスト、アスカ・アナスタシア・ オガワの個展が開催される。
日本人とアフリカ系ブラジル人の血を引くアスカ・アナスタシア・ オガワは、1988年に東京で生まれた。幼少の頃にブラジル・ペトロポリスへ移り、10代半ばでスウェーデンへ移住。その後ロンドンへ渡り、芸術系カレッジの名門であるセントラル・セント・マーチンズ(通称“セントマ”)で美術教育を受けた。ちなみにセントマ出身者には、ポール・スミス、アレキサンダー・マックイーン、コリン・ファースら、ファッション、デザイン、アート、演劇など芸術界で活躍する著名人が名を連ねている。
彼女の作品は、複数の色彩をソリッドに塗ったフラットな絵画空間で構成されているのが特徴。幻想的な情景のなか、横長の目でこちらをじっと見つめるアンドロジナスな子どものモチーフは、作者自身が大切にしてきた好奇心、驚き、遊びといった本能的な感情から生み出されるものだ。本展では、そんな彼女の新作を見ることができる。
会場となる「Blum & Poe」は、ティモシー・ブラムとジェフリー・ポーにより、国際的な現代アートを紹介する目的で1994年にロサンゼルスで開廊。2014年にはニューヨークと東京に支店を設立した。このグローバルなギャラリーで、幼少期より世界の様々な土地の都会暮らし、田舎暮らしを経験したアスカ・アナスタシア・ オガワが生み出す独自の世界観に触れてみてはいかがでしょうか。
■概要
アスカ・アナスタシア・ オガワ個展
開催期間:2020年9月23日(水)〜11月7日(土)
開催場所:Blum & Poe
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森 5F
開廊時間:11:00~19:00