東京都区立博物館にて沖縄復帰50 年記念 特別展「琉球」開催!
沖縄県が復帰 50 年を迎える2022年。かつて琉球王国として独自の歴史と文化を有した沖縄は、明治以降の近代化や先の 戦争という困難を乗り越え、現在もその歴史、文化を未来につなぐ努力を続けています。本展は、王国時代の歴史資料・工芸作品、国王 尚家に伝わる宝物に加え、考古遺物や民族作品などのさまざまな文化財が一堂に会し、さらに、平成27年度より琉球王国文化遺産集積・ 再興事業として、失われた文化遺産の復元に取り組んできまた事業によって制作された復元作品も多数展示します。琉球・沖縄の歴史や 文化を総合的にご覧いただけるまたとない機会です。力強く輝き続ける琉球の歴史と文化を過去最大規模で展観します。
東京国立博物館研究員おススメの作品を一部ご紹介!
本展出品作品のうち、研究員おすすめ作品をピックアップして、見どころをご紹介します。
・重要文化財 首里城京内跡出土陶磁器
・浦添市指定文化財 朱漆山水人物沈金足付盆 (しゅうるしさんすいじんぶつちんきんあしつきぼん)/玉ハベル
高精細「首里城」復元 CG 映像で 首里城がよみがえる!
2019 年の首里城の焼失から1 年後、NHKの特集番組「祈りの首里城デジタルでよみがえる姿」(BS1 2020年12月放送)で紹介した首里城復元CG映像(最盛期とされる18~19世紀の様子)を、一部会場でも上映します。
展覧会オリジナルグッズも注目!
進貢船(進貢のために琉球から中国に渡った船)が帰国しにぎわう那覇港の様子を描いた「琉球進貢船図屛風」[6曲 1 隻 第二尚氏時代 19 世紀 京都大学総合博物館蔵] 。本作に描かれた躍動感のあるさまざまな人々に注目し、人物のモチーフを抜き出してデザインされた本展オリジナルのゆる~いグッズが誕生しました。それぞれの人物のキャラクターのしぐさや表情がユーモラスで、ほっこりさせてくれること間違いなし!本展でしか手に入らないオリジナル商品を今後も続々と発表します!
音声ガイドのナレーターは女優・仲間由紀恵さん
音声ガイドのナレーターを務めるのは、NHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」にも出演する仲間由紀恵さんです。 ※音声ガイド貸出料金:1 台600 円(税込)
2022年度前期 連続テレビ小説「ちむどんどん」
沖縄が本土復帰 50 年を迎える2022 年。連続テレビ小説第106 作「ちむどんどん」は、沖縄に生まれ育ったヒロインと兄妹たち家族を描きます。 ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)は四兄妹の次女。沖縄の本土復帰とともに上京し、西洋料理のシェフを目指し修業をしながら青春を送ります。 遠く離れても家族と絆をつなぎ、大人への階段をのぼる中で故郷の料理を見直し、やがては東京で沖縄料理の店を開くため奮闘―――。 沖縄四兄妹の50年の歩みを見つめる、笑って泣ける朗らかな、美しい家族とふるさとの物語です。
【放送予定】2022年4月11日(月)午前8時 放送スタート!(NHK総合テレビなど)
【沖縄復帰 50 年記念 特別展「琉球」開催概要 】
会 期:2022年5月3日(火・祝)~6月26日(日)
会 場:東京国立博物館 平成館(〒110-8712東京都台東区上野公園13-9)
休室日:月曜日
開室時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社、文化庁
共催:沖縄県立博物館・美術館
協力:DNP大日本印刷 輸 送 協 力:日本航空
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料:一般 2,100 円、大学生1,300円、高校生 900円 中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料。
※入館の際に学生証、障がい者手帳等をご提示ください。
※本展は事前予約不要です。混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
展覧会公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/ryukyu2022/
展覧会公式Twitter:@ryukyu2022
巡回先:7月16日(土)~9月4日(日) 九州国立博物館
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